カラーオフ/レリービング/ばり取り(バリ取り)
電気めっき及び関連処理用語において、”c) 研磨及び前処理”に分類されている用語のうち、『カラーオフ』、『レリービング』、『ばり取り(バリ取り)』のJIS規格における定義その他について。
亜鉛メッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキ、クロメート処理等、金属材料のメッキ加工(めっき加工)などに関する主な用語として、電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)において、”c) 研磨及び前処理”に分類されている電気メッキ関連処理用語には、以下の、『カラーオフ』、『レリービング』、『ばり取り(バリ取り)』などの用語が定義されています。
電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)
⇒【 c) 研磨及び前処理 】
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > c) 研磨及び前処理
番号: 3043
用語: カラーオフ
定義:
軽い最終的なバフ研磨。(※1)
対応英語(参考):
colouring off
(USA, colouring or colour buffing)
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > c) 研磨及び前処理
番号: 3044
用語: レリービング
定義:
色を少しずつ変化させるため、着色して特定面から物質を機械的に除去する方法。
対応英語(参考):
relieving
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > c) 研磨及び前処理
番号: 3045
用語: ばり取り
定義:
機械、化学又は電気化学的な方法で鋭いへりを取る操作。
対応英語(参考):
deburring,
trimming
(※1)
バフ研磨とは、金属表面を滑らかにする処理のうち、機械研磨(物理的研磨)の一種で、バフの周囲又は表面に種々の研磨剤などを付けて研磨する方法のことです。
研磨の程度や工程によって、素地研磨、仕上げ研磨などに分けられます。