亜鉛メッキ,ニッケル,クロム,金属,加工,記号,方法等-JIS用語

 

コンディショニング/センシタイゼーション,感受性化



電気めっき及び関連処理用語において、”f) 関連表面処理”に分類されている用語のうち、『コンディショニング』、『センシタイゼーション,感受性化』のJIS規格における定義その他について。

亜鉛メッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキ、クロメート処理等、金属材料のメッキ加工(めっき加工)などに関する主な用語として、電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)において、”f) 関連表面処理”に分類されている電気メッキ関連処理用語には、以下の、『コンディショニング』、『センシタイゼーション,感受性化』などの用語が定義されています。

電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)
⇒【 f) 関連表面処理 】


分類: 電気めっき及び関連処理用語 > f) 関連表面処理

番号: 6007

用語: コンディショニング

定義:
非電導性下地に金属を析出させる工程で、表面をあらかじめ被覆しやすい状態に変える処理。

対応英語(参考):
conditioning


分類: 電気めっき及び関連処理用語 > f) 関連表面処理

番号: 6008

用語: センシタイゼーション,感受性化

定義:
非電導性下地表面に還元剤
(※1)が吸着する現象。

対応英語(参考):
sensitization


(※1)
還元剤とは、他の物質を還元(物質が水素と化合する反応及び酸化物又は酸素が含む化合物から酸素の一部若しくは全部が除去される変化)させるための添加剤のことです。